お笑いタレントの陣内智則(50)が、YouTubeチャンネル「たっくーTVれいでぃお」に出演。15日に配信された動画で、ブレークのきっかけにもなったお笑いネタ番組「エンタの神様」の裏側を明かした。
陣内は「28、9の時にエンタに出会った。あのときに初めて全国区っていうのに出始めたっていう感じ」と振り返った。当時「エンタの神様」は視聴率20%超の番組で、自身の人気にもつながっていった。
陣内によると、エンタの神様では「五味さんっていう有名プロデューサーの方が、結構ボケを指定されてたの」という。お笑いコンビ「スリムクラブ」は、コント「快物フランチェン」で真栄田賢が「いいよ〜」というボケ、お笑い芸人の波田陽区は「〜斬り」と題して「残念!」と叫ぶネタ、お笑い芸人のコウメ太夫は「チャンチャカチャンチャン…」と口ずさむネタなど、プロデューサーが細かく指導していたそうで「プロデューサーの方がボケを作んのよ。で、“これをやりなさい”」と語った。
また、一度セリフを噛んでしまうと最初から撮り直すなど、収録もストイック。「リハを完璧にやって、一言一句間違えずにリハをやって、本番でちょっと間違ったりとかしたら、リハを使うか、もう一回撮り直しをする」と明かした。
そんな中「僕とアンジャッシュは、当時フリーでやらせてくれたのよ。だから、何も手を加えずにやらせていただいた」と、オリジナルのネタを披露していた陣内。
「僕は甘やかされてたのかな」と口にし「僕は自分で言うのもなんですけど、リハって本気でできないんですよ。なんか一人でモニターにツッコんでるの恥ずかしいやん。誰もおらへんのに、客。だから、僕はリハーサルは確認だけの作業で、みんなは一言一句ずーっとやらされてた」と話した。