テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作は、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく希望と再生の道を模索していく物語。
先週放送の第7話では、「龍神大橋」建設現場の崩落“事故”を計画した人物が、狩山に罪を被るよう頼んだ「帝和建設」の社長・磯田典孝(小日向文世)だったことが判明。しかも、その裏にはさらに強大な黒幕の存在があった。
第8話では、身の危険も顧みず、必ずや崩落“事故”の全ぼうを明らかにしようと決意した狩山が、共に真相を追い求めてきた刑事・黒木正興(竹内涼真)の制止も振り切り、まるで人が変わったかのように暴走。磯田に大胆不敵な要求を突きつけ、起死回生を図る。一方、狩山の鬼気迫る覚悟を感じ取った玲子(天海祐希)もある決意を固め、たった一人で闇街道を突き進む狩山に電話をし、自宅に戻ってくるようこん願する。
※以下、本編ネタバレを含みます
実は狩山の身を案じた玲子は警察と連絡を入れ、自宅に張り込ませていた。帰宅した狩山に、警察の前で事件の背景を知るための逃走だったことを語らせた玲子は狩山に自分たちの一軒家の設計図を描かせる。
警察と突入までのタイムリミットは1時間。いつもの軽口を叩き合いながらも2人にひとときの優しい時間が戻る。しかし、最初から警察が張り込んでいたことに気づいていた狩山は「こんなときになんだけど、結婚してくれて感謝してる」「いつも本気でケンカしてくれてありがとう」と告げる。
しかしそこにいよいよ警察が突入。狩山は玲子を「監禁した」という罪で逮捕され、涙声で訴える玲子の目の前で狩山は連行されてしまうところで終了となった。
警察の存在を知りながらも余命の短い玲子の「帰ってきてほしい」という願いを聞き、時間ギリギリまで玲子との時間を優先していた狩山。SNSでは「2人のシーンが大好き」「たった1時間だけど、良い時間だったね」「大号泣案件」「夫婦の会話に泣ける」「最高の旦那やないか!!」「切なすぎる」「この時間がずっと続けばいいのに」「この夫婦ほんと好きだなぁ、、涙」「幸せな結末を待ってます!!と2人の夫婦愛とハッピーエンドを望む声が多く寄せられている。