桂文枝、「あまりにも突然」西川きよし、「元気の象徴」…桂ざこばさんの訃報受け追悼コメント

 タレントとしてもテレビで活躍した上方落語の重鎮、桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日にぜんそくのため76歳で死去したことを受け、同世代の大御所たちからも追悼のコメントが相次いだ。

 桂文枝(80)は自身の出番直前に訃報を知ったという。「あまりにも突然でした。突然すぎました。言葉を失いました。まさに青天のへきれき。いまはまだ実感が湧きません」とショックを受けたことを明かし、「米朝師匠 枝雀師匠のもとに行かれるんですね。いろいろとありがとうございました。そんな言葉しか思い浮かびません」としのんだ。

 西川きよし(77)は「突然の訃報、誠に残念でありません」とコメント。ざこばさんが桂朝丸だった時代からの付き合いで「泣き虫で頑張り屋さん」「『元気の象徴』というべき存在」と故人をしのび、ざこばさんが「桂米朝師匠の弟子で本当に良かった」「背中にデキモノができたとき、師匠が自らこう薬を塗ってくださった」と涙ながらに話していたことを明かし、「私ももらい泣きをし、お互いにこれからも頑張ろうな、と約束したことを昨日のことのように思い出します」と懐古した。

 上方落語協会の会長も務める笑福亭仁智(71)も「突然のことでびっくりしています」と驚きを隠せず、「協会の相談役として何かと気にかけていただきました」と感謝。「脳梗塞から徐々に復活されつつあり、3人のお弟子さんの襲名披露を控えておられるこの時期での訃報は残念でなりません。上方落語の大功労者として顕彰するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

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