第7話は、誕生日会を終えて長野へ戻っていた九吾(齋藤潤)が、正式に大庭家に住むことに。父・五郎(高橋克実)からの突然のその知らせに、七苗(川口春奈)、六月(木南晴夏)、八海(畑芽育)は驚きながらも受け入れ、九吾の引っ越し準備と母親の墓参りを兼ねて、大庭家一同で長野へ行くことになった。
久々の家族水いらずの旅に、何だかんだと小競り合いしつつも九吾が暮らしていた品川家にたどり着く。早速、荷物の片付けを進める一同。家の中に残る母親の面影を感じる物の数々に、3姉妹はそれぞれ想いを馳せる。一方で未だよそよそしい九吾との距離を埋められないでいた。
さまざまな思いを抱きながら家族との時間を過ごす中、七苗は急遽、1人で東京へ戻ることに。その頃、東京では雨風が強まり嵐の予感が…というストーリーだった。
おおば湯に一人で帰ってきた七苗だが、雷雨による停電に身がすくみ、動けずにいた。するとコウタロウが駆けつけ、その優しさで不安を取り除く。そしてお互いに“遠慮なし”で本心をぶつけ合う。
七苗は「本当は雷が怖い。だから来てくれてうれしい」ことや、会いたい一心でランチを食べてないとウソを付いた理由を打ち明ける。そしてコウタロウは、新たな戸籍を作りにいかなかった理由として「どこかにいた本当の自分、無くしていいのかなって。後悔はないのか。いつか戻れる日がきたら…」と包み隠さずに語った。
「話してくれてありがとう」(七苗)、「聞いてくれてありがとう」(コウタロウ)。改めて気持ちを通じ合わせた2人はそのまま嵐が過ぎ去った朝方まで身を寄せ合っていた。一連のシーンに視聴者からは「この2人が尊すぎる!」「今週もご馳走さまです」「このままくっついちゃえ!」「来週はちょっと不穏な回になる?」「もうこのままハッピーエンドでもいいですよ」「本当に七苗とコウタロウさんは相性抜群」などの声が寄せられている。
本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。