NHK連続テレビ小説「虎に翼」第41話が27日放送された。怒濤(どとう)の悲劇の展開が続いたが、その中でも視聴者の心を救った場面があったようだ。
以下、ネタバレ含みます。
主人公・寅子(伊藤沙莉)は、兄・直道(上川周作)が亡くなったと知らされる。両親を空襲で亡くしたばかりの花江(森田望智)は、夫の訃報に泣き崩れる。
終戦を迎え、疎開先から戻った寅子らを迎え入れ、はる(石田ゆり子)は父を亡くした孫・直人、直治をねぎらい励ます。直人は泣きながら、疎開先でイジメにあっていたと明かし「お母さん(花江)には言えないし…僕にはわかるんだ。トラちゃんに言うと面倒になるって」と告げた。彼の父親である直道は「俺にはわかる」が口癖だった。
ネット上では直道の戦死にショックを受けた視聴者が多かったが、そのなかでも「僕にはわかるw」「口ぐせをちゃんと受け継いでる」「そっくりだな」「遺伝してるの良かったな」「今回貴重な笑いどころ」「泣き笑いしちゃった」「唯一救われた」「見事な継承」と、口癖が息子に引き継がれてるシーンへの反響が目立った。