『帰ってきた あぶない刑事』 舘ひろし×柴田恭兵 伝説の2人が帰ってきた!

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1184回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、現在公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』と『ボブ・マーリー:ONE LOVE』をご紹介します。

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』探偵として、イッツショータイム!

ドラマの放送開始から38年。そして、劇場版は8年ぶりとなる『あぶ刑事』シリーズ最新作。『帰ってきた あぶない刑事』の製作が発表された時から、映画の完成を心待ちにしていた人も多いことでしょう。

昭和・平成・令和、3つの時代を超えて伝説のバディムービーが大復活。ニュージーランドで探偵事務所を開設していたタカとユージが、ヨコハマに舞い戻ったことから物語は始まります。

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』のあらすじ

地元・横浜に8年ぶりに戻ってきた、鷹山敏樹(タカ)と大下勇次(ユージ)。2人を追いかけてニュージーランドへと渡った真山薫は、現在婚活中。のハズだが、どうやら行方不明。また、かつてタカとユージの後輩だった町田透は、横浜港署捜査課長として街の安全を守っている。

そんなある日、香港在住の日本人弁護士が殺された。事件に引っかかりを感じた鷹山は、過去に因縁のある男・劉飛龍(リウ・フェイロン)のもとを訪ねる。フェイロンのビジネスパートナーであるステラ・リーという女性が、かつての恋人に似ていることが気になった鷹山。

その頃、タカとユージが開いた「T&Y探偵事務所」に、依頼人第1号が現れる。彼女の名は、永峰彩夏。初仕事に大喜びする大下に彼女が依頼したのは、母親・夏子を探すこと。夏子は、鷹山と大下にとって旧知の女性。ということは、彩夏はタカかユージ、どちらかの娘? まずは夏子の消息を調べ始める2人だったが……。

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』のみどころ

クールながらも、熱い正義感の持ち主。日本一ダンディな探偵・鷹山敏樹役は舘ひろし。

明るく自由奔放。日本一セクシーな探偵・大下勇次役に柴田恭兵。

そして真山薫役の浅野温子、町田透役の仲村トオル。

最強メンバー4人の顔を見ると「あぁ、『あぶ刑事』が帰ってきた!」と、感慨深くなることしきり。スクリーンから溢れ出る熱量の高さに、自然とボルテージも高まります。

ヒロインを務める土屋太鳳をはじめ、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一といった新たなキャストも参戦。“令和のあぶ刑事”に、フレッシュかつパワフルなエネルギーを注ぐ熱演は必見です。

レジェンドと新メンバー。豪華すぎるキャストたちの見事なコラボと、タカとユージの過去が紐解かれていくサスペンスフルな展開。

さらに、シリーズではお馴染みの“落としのナカさん”や“瞳ちゃん”が登場するのも、『あぶ刑事』ファンにとっては嬉しい限りです。

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

ショットガンを手に、ハーレーにまたがる舘ひろし。
全力疾走でコンテナヤードを駆け抜ける、柴田恭兵。
そして、どんなピンチを迎えても、決してユーモアを忘れない2人の絶妙なバディぶり。
一挙手一投足すべてがスタイリッシュで、ますます円熟味を増したダンディ&セクシーな魅力は、往年のファンのみならず、初めて『あぶ刑事』の世界観に触れる人をも虜にしてしまうこと間違いなしです。

果たしてタカとユージは、愛する横浜の街を未曾有の危機から救うことができるのか。無茶なオトナたちのショータイム、とくとご堪能あれ。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』  (C)2024 PARAMOUNT PICTURES

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』  (C)2024 PARAMOUNT PICTURES

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』レゲエの神様、その真実の物語

伝説のレゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリーの生涯を映画化した『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。ジャマイカ初の世界的トップミュージシャンとしての苦悩、葛藤。そして、夢と希望がエモーショナルに映し出された感動作です。

ボブ・マーリーの生き様を目の当たりにすると、「One Love」や「No Woman, No Cry」などの名曲が、より新鮮に心に響いてくる。劇中で再現されるライブシーンやセッションシーンは、サウンドに乗って自然と身体が揺れること必至ですよ。

音楽が世界を変える。その瞬間をスクリーンで体感して。

<作品情報>

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

『帰ってきた あぶない刑事』  (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

帰ってきた あぶない刑事
2024年5月24日(金)から全国ロードショー

出演:
舘ひろし 浅野温子 仲村トオル 柴田恭兵
土屋太鳳
西野七瀬 早乙女太一 深水元基
ベンガル 長谷部香苗 鈴木康介 小越勇輝 / 杉本哲太
岸谷五朗 / 吉瀬美智子

監督:原廣利
脚本:大川俊道、岡芳郎
音楽:岩本裕司
挿入歌:「no plan」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作プロダクション:セントラル・アーツ
配給:東映
(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

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『ボブ・マーリー:ONE LOVE』  (C)2024 PARAMOUNT PICTURES

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』  (C)2024 PARAMOUNT PICTURES

ボブ・マーリー:ONE LOVE
全国上映中

監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル ラシャーナ・リンチ
脚本:テレンス・ウィンター ザック・ベイリン レイナルド・マーカス・グリーン
製作:リタ・マーリー ジギー・マーリー セデラ・マーリー
製作総指揮:ブラッド・ピット
配給:東和ピクチャーズ
原題:Bob Marley: One Love
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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