22日に虚血性心不全のため77歳で亡くなった、「マツケンサンバ2」などの振り付けでおなじみだった真島さん。ミッツは「私たちの“組合”でも大先輩ですからね、マジーさんは」と切り出し、「やっぱり独り身でしょ、みんな。歳をとっていくと、どういう最期になるんだろうっていうのを常にね、集まると話すんですよ」と吐露した。
「季節や時間帯なんて選べないじゃないですか、その時が訪れる瞬間っていうのは。マジーさんはすぐに…っていうとなんだけど…」と、知人に異変を気づいてもらえたことに言及。独身者ならではの目線で語った。
これまでに何度も共演。「オネエブームと言われていた2010年代はマジーさんを筆頭にIKKOさん、KABA.ちゃん、はるな愛ちゃん…みんなが集まって特番何回もやりましたから。率先して体張ってくれるのは常にマジーさんだった」と振り返った。
日劇ダンシングチームできたえられた踊りについて「本物なんですよ。日劇時代の話聞くんですけど、古すぎて分からないんですよ。その時代があって今があるんだなあ…って」としみじみ。マツケンサンバ2でのキレキレダンスについても「バックダンサーにあってはならぬオーラが出るんですよね、メインを食っちゃうっていうね。表情といい、ちょっとしたターンの時の腰の入れ方といい…目を引く」と笑い、「だからマツケンサンバ自体もどんどん派手になっていったんだと思いますよ。真島さんに負けちゃいけないから」と評した。
「客席と舞台の一体感もいいけど、私が好きな(エンターテインメントという)のは、そこに線が引いてあって、こっちはこっちで命を賭けて見せるものを見せて、だからこそお客さんも力いっぱい拍手を送ってくれるものだと思ってる。それを教えてくれた一人が、真島さんでしたね。残念だなあ…最近お会いできなかったんで、ビックリした…」と惜しんでいた。