「マツケンサンバ2」振り付けの真島茂樹さんが急死 自宅で倒れていた 77歳

松平健のヒット曲「マツケンサンバ2」の振り付けを担当した振付師でダンサーの真島茂樹(まじま・しげき)さんが22日に亡くなったことが23日、分かった。77歳だった。死因などは現在のところ不明で、通夜・告別式なども未定。

関係者などによると、22日に自宅を訪ねた知人が、真島さんが倒れているところを発見。病院に緊急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

真島さんは、高校卒業後、1972年に「日劇ダンシングチーム」入団。トップダンサーとして活躍したが、劇場が閉館するとともに、チームは解散。その後、ダンス講師やミュージカル等に出演し活躍する。2004年に振り付けを担当した「マツケンサンバII」がヒットすると、松平とともに人気者になった。

真島さんは、最近まで元気に松平のコンサートなどに出演していたといい、25日には、京都で開催される「マツケンサンバコンサート2024」にゲスト出演する予定だった。

◆真島茂樹(まじま・しげき)。3月22日、栃木県宇都宮市生まれ。中学卒業後に上京、高校に通いながら東宝芸能学校舞踏科でクラシックバレエ、声楽などを学ぶ。卒業後に日劇ダンシングチーム入団、異例の早さでトップダンサーに。主な舞台出演「ラ・カージュ・オ・フォール」「王様と私」「屋根の上のヴァイオリン弾き」。主な振付「マツケンサンバ2」「プリキュア(映画)」「ドラえもん音頭」。

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