東大准教授の斎藤幸平氏(37)が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。ドジャース大谷翔平選手(29)の元通訳で、銀行詐欺罪などの罪に問われている水原一平被告の裁判について言及した。
「司法取引がアメリカはひどくて。私も若い頃、アメリカで裁判したことあるんで。アメリカって要するに、裁判もコスパ社会が進んでいて。コストカットをする、つまり検察の仕事を減らし、陪審員のコストも減らすために、認めさえすればそれが司法取引というものになって」と切り出した。
続けて「最初、水原さんが30年と言われていたものが、5年まで一気に減らされる。めちゃくちゃなことが普通に行われるようになっている」と語った。「日本だったら、“頂き女子”で9年ですよ。そんなのと比べたら、大谷ファンとか日本人のマインドからすれば、他の国のことだからどうしようもないけど」と投げかけた。