明石家さんま キダ・タローさんと言えば思い出す…若き日の恥ずかしい思い出

明石家さんま(68)が18日夜、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。14日に93歳で亡くなった作曲家、キダ・タローさんをしのび、感謝した。

「今週は、関西人にしたら、キダ・タローさん。関西人としては、もう、すごい人で」と切りだしたさんま。「浪花のモーツァルト」と呼ばれ、「かに道楽」「プロポーズ大作戦」と、企業イメージソングからCM、テレビ番組テーマ曲まで、手がけた曲は5000曲とも。タレント活動でも人気だったキダさんとの思い出を振り返った。

キダさんは、73年6月から89年3月まで、ABCラジオで放送された「フレッシュ9時半!キダ・タローです」を担当。関西地区の人気番組のひとつで、芸人がゲスト出演することも多々あった。

関西の芸人にとっては、今春、平日放送分は、半世紀の歴史に幕を閉じたMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」などと並ぶ名物番組でもあった。

さんまも駆け出し時代を思い起こし「20歳ぐらいやったかな、おれも。若い芸人にとったら、この番組に出れたらもういいか! ってぐらいやったんです」と述懐した。

さんまはたびたび、呼ばれていたといい、「うわっ、『フレッシュ9時半!キダタローです』に出てる」と感動していたという。

キダさんの思い出から、番組の思い出へ話題が移行し、村上ショージの師匠だった漫談家の故滝あきらさんに言及。滝さんは60歳代で、同番組へ初出演した。

初出演がよほど、うれしかったらしく、滝さんは出演後、劇場出番まで数時間余裕があったが、すぐに劇場へ来ていたという。通る人に「眠いわ。いや、キダ・タローさんの番組に呼ばれてな」と自慢していたといい、さんまにも同じく声をかけた。

この滝さんは、さんまの師匠だった故笑福亭松之助と親交があり、さんまにとっても師匠筋にあたる先輩の1人だった。

「その後、楽屋が一緒で、(滝さんに)ケツ(お尻)見せられて『どや、ワシのケツ若いやろ。触ってみ』って。で、触らされて、そこへ次の芸人、入ってきて。人が見たら、そういうことやんか」

その後、先輩芸人に呼び出され「おい、さんま! 滝師匠に手え出したらあかんぞ」と怒られたと振り返った。

さんまにとっては、キダさんと言えば、若かりし頃の番組の思い出と、それとともに、滝さんの思い出がよみがえるそうで、「もう19、20、21歳ぐらいの時に、ものすごいよう(キダさんの番組に)呼んでいただいたから」と説明。

キダさんには「芸人さんじゃないんでね。ものすごく優しく、大きく包んでいただいていたという。でも、よう考えたら、40何年会ってないんです。それでも大きい存在。ほんとにご冥福をお祈りいたします」としのんでいた。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる