本作は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。
橋本が演じるのは、警察班統括責任者としてSDMに配属される沢渡満(さわたり・みつる)。過去に機動隊、広域緊急援助隊としてキャリアを重ね、災害対策専門のエキスパートとして活躍していた。その力を見込んだ総務大臣・立花藍(真矢ミキ)によってSDMに推薦された人物。
気象災害から人々の命を守るために奮闘するSDMにはもってこいの人物かと思われたが、特命担当大臣(防災担当)・園部肇一(舘ひろし)と対立している立花は沢渡をスパイとしても送り込み、SDMが抱える問題をあぶりだそうとしていた。沢渡自身もそのことを隠しそうともせず、堂々と雲田彩(出口)、園部優吾(水上恒司)、汐見早霧(夏帆)に問題を突きつける。
そして、沢渡の登場で、いまだベールに包まれたままだった園部灯(本田翼)の死に進展が。沢渡が、灯の姿を最後に見たのは自分だと告白したのだ。死の真相のカギを握っているかもしれない人物の登場で何が見えてくるのか。
橋本が同局系連続ドラマに出演するのはドラマ『僕たちがやりました』(関西テレビ制作/2017年9月期)の最終回出演以来、およそ7年ぶり。さらに、ゲスト出演や単発ドラマ出演を除くと、2012年に放送された連続ドラマ『ハングリー』(関西テレビ制作)以来、実に12年ぶりの出演となる。主演の山下とは本作が初共演となるほか、水上とはバディ役で出演していた『MIU404』(2020年6月期/TBS系)以来の再共演。機動捜査隊としてのバディ役だった2人が、レスキュー隊員と警察官としてSDMでどんな姿を見せるのか期待が高まる。