■世界が一変したヒロインが“恋の相手”と“本当の自分”を探す
同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。緒方まこと(生見)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまう。
記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロインが、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。
■まことに関わる人物を演じるのは…
恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして、自らを“元カレ”と語る西公太郎役の瀬戸康史、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役の神尾楓珠、自らを“運命の相手”と語る板垣律役の宮世琉弥が出演。
年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。
また、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵役で丸山礼、まことが通う「井口メンタルクリニック」の医師・井口太郎役を肥後克広、そのスタッフで太郎の妹・井口千草を片平なぎさが演じる他、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、ともさかりえら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
■浜中文一は瀬戸康史扮する公太郎の幼なじみ役で出演
これまで、まことは確執のあった母親や“自称・親友”の由佳に誘われて参加した高校の同窓会を通し、記憶喪失になる前の自分を知る人物たちと再会してきた。
自身の過去を知り戸惑うこともあったが、公太郎や朝日、律ら周囲の人たちの支えもあり、少しずつ“本当の自分”を受け入れてきた。そして、常に近くでそっとまことをサポートしてきた公太郎の知られざる過去がついに明らかとなる。
浜中が演じるのは、リングショップを営む杏璃(ともさか)の弟であり、公太郎の幼なじみでもある立川聡(たちかわ・さとる)。幼少期から仲が良かった2人だが、ある出来事がきっかけで疎遠になってしまい、公太郎はフラワーショップで働く道を歩むことになる。まことの手助けもあり、2人は思わぬ形で再会することになる。
■「くるり〜誰が私と恋をした?〜」第7話あらすじ
第7話は――
まこと(生見愛瑠)と杏璃(ともさかりえ)は、特別なリングケースを探しているというオーダーを受け、頭を悩ませていた。そこで、花を使って何かできないかと考えたまことは、公太郎(瀬戸康史)の元へ相談に行く。
後日、公太郎がサンプルを持ってリングショップにやってくると、偶然にも公太郎が杏璃の弟の聡(浜中文一)と幼なじみであったことが判明する。しかし、公太郎と聡は過去のある出来事がきっかけで疎遠になってしまっていた。
公太郎と聡の間にあった出来事を知ったまことは、公太郎に聡との関係を修復してほしい一心でその思いを伝えるが、忘れてしまう悲しさがわかるまことと、忘れたくても忘れられない辛さを抱える公太郎は口論になってしまう。
一方、朝日(神尾楓珠)は、律(宮世琉弥)の元を訪ねていた。律がまことと以前から知り合いだったことを公太郎から聞いていた朝日は律を問い詰める。律は「ただのいい人に負ける気しないんで」と朝日を挑発する。
――という物語が描かれる。