テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作では、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく希望と再生の道を模索していく。先の読めない手に汗握る“サスペンス”とスリリングかつ心に染み渡る“人間ドラマ”が交錯する壮大な物語を紡いでいく。
第1話では、冒頭から懲役1年6ヶ月に処された狩山の罪状が読み上げられる。東京都の一大プロジェクト=「龍神大橋」の建設に従事してきた狩山は万全の注意を払って橋を設計したにもかかわらず、建設現場で大人数を巻き込む事故が発生。刑務所に収容されることとなる。
※以下、ネタバレを含みます
狩山を調べる警視庁刑事部捜査第一課の刑事・黒木正興を演じることが発表されていた竹内だが、狩山が龍神大橋工事の一次下請業者である坂東組・社長である坂東五郎(北大路欣也)らと現場で過ごした充実した日々を回想するシーンでは、作業員に瓜二つの男・若松として登場した。
物語の肝となる橋の崩落シーンでは、大きな爆発とともに壊れていく橋に向かって呆然と立ち尽くしていた若松は、切れたケーブルに衝突し、そのまま亡くなってしまう…。実はその後、ケーブルが安全性の低い、強度が半分以下のものに差し替わっていたことが明らかになる。
一方で、狩山の裁判シーンでは黒いサングラスをかけ現れ、傍聴席に座る黒木の姿も映し出されると、SNSでは「竹内涼真って2人いるの?」「双子?」「兄弟?」「あれ?竹内涼真って二役なの?」「1人2役???」「これは同一人物、、?」と混乱と驚きの声が寄せられた。事故の真相、そして亡くなった作業員と黒木の関係も今後の見どころとなりそうだ。