子育て支援金は『偽装増税』岸博幸さん断じる 「現役世代に負担が増えるので子育て支援に逆行」

 元内閣官房参与の岸博幸さんが21日放送のTBS系情報バラエティー「サンデージャポン」に生出演。19日に衆院を通過した「子ども・子育て支援金」について「偽装増税」と断じた。

 政府は、少子化対策の財源確保のため公的医療保険料に上乗せして徴収する「子育て支援金」を26年度に創設する考え。関連法案が衆院を通過したことで、参院での審議を経て今国会で成立する見通しとなった。野党からは「事実上の子育て増税だ」と反対の声が上がっている。

 岸さんは「政府が最初に『実質的な負担は増えない』と小役人のへりくつを言ったのでそれを変えない」と分析した上で、「特に子育て世代を含む現役世代に負担が増えるので子育て支援に逆行する」と指摘した。

 負担増となるだけでなく、健康保険料に上乗せされる仕組みについて「政策として間違っている」「健康のために使う保険料とまったく関係のない子育てのお金を乗っけるのは完全な反則」と断罪。その理由に「どんな政策でも今後、保険料に乗っけられてしまう」という点を挙げ、「増税でやるべきなのに、増税は国会の審議が必要なので、安直な道を選んじゃった」と強調した。

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