綾瀬はるか、ポジティブな生き方の秘訣を語る「どう“いい面”を見ていくかが大事」<初耳学>

俳優の綾瀬はるかが6月5日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に登場。高視聴率をたたき出した国民的ドラマ「JIN-仁-」(TBS系)をはじめ数々のヒット作に出演し、明るい人柄で愛される綾瀬。今回、林修先生のインタビューに答え、ポジティブな生き方の秘訣を打ち明けた。

■数々のヒット作を生んだ“奇跡のタッグ”の出会い

15歳の時に「ホリプロスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し芸能界入り。だが当初、女優になりたいという思いは「全然なかった」という。家族と何度も話し合い、 “3年間だけ”の期限付きで単身上京した。

ターニングポイントは2004年のドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(TBS系)で、白血病にかかってしまう女子高校生を演じて一躍注目を浴びた。「本当に意欲的に、自分が(演技を)やってみたいと思ったきっかけがこの作品だったんです」という。だがオーディションは緊張のあまり散々の出来だったそう。

それが、スタッフに強烈な印象を与えた。脚本を担当した森下佳子さんの「オーディションに来ているのにせりふは読めないし、ガタガタ震えているしボロボロだった。それが結果的に面白いと思ってしまった部分があって(笑)」という回想コメントが紹介されると、綾瀬も初耳だった様子。「ああ、じゃあ(ボロボロで)良かったんだ! そうなんですね、初めて知りました」とホッとした様子も見せた。

「初めてやりたいと思った役だったから思い入れがあって、これが終わったら(女優を)やめてもいいっていう覚悟で」と、役に没頭。病気が進行していく役どころに合わせ、体重も7キロ落とした。

この作品以降、森下さんとのタッグで「白夜行」(2006年)、「JIN-仁-」(2009年ほか)、「義母と娘のブルース」(2018年)とヒットを飛ばしてきた綾瀬。森下さんについて「年齢を重ねたその年に挑むべき作品というものを、次は“これはどう?”という感じで。ありがたいですね、そういう方に出会えたのは」としみじみ語った。

■綾瀬はるか、ポジティブオーラの根源にある思い

2013年には、「八重の桜」でNHK大河ドラマに初主演。「大河ドラマって1年以上かけて一人の実在した人物の一生を描くから、(撮影期間が)長い分、自分の役にもそうですけど共演者の方にも倍の気持ちが入ります」と、並々ならぬ思いで臨んだ。

会津藩(現在の福島県会津地方)出身の女性・山本(新島)八重を演じるため、当地の言葉を体にたたき込んだ。「福島弁が難しかったので、ずっと音声テープを聞いて、普段も福島弁でしゃべっていたんです。いかに自然に出るかっていうところまで持っていきたいというのがあって」と徹底的に向き合った。

「八重の桜」以来、会津との縁は今も続いている。2014年から地元の「会津まつり」にはほぼ毎年参加していると言い、「皆さん明るく元気にしていらっしゃって、行くたびに元気をもらって帰るっていう感じですね」と弾ける笑顔で語った。

会津との関わりをはじめ、福島とのつながりはライフワーク。番組では、震災で大きな被害を受けた大熊町の町民が生活していた若松市内の避難所12カ所を丸一日かけてすべてまわり、励ましの言葉を届けた秘話も明かされた。

6月10日(金)に公開される映画「はい、泳げません」で演じるのは水泳コーチ役。「水泳に1カ月前くらいから通っていました。私は8割がた(プールの中で)指導しているシーンで、スタッフさんもみんな水の中に水着で入って。部活みたいな感じでしたね」と、ハードだったはずの撮影も楽しそうに語る。

絶えずポジティブなオーラを発する姿が印象的な綾瀬。林先生がポジティブに生きる秘訣を尋ねると「いろんなことが起きても、その中で自分がどう“いい面”を見ていくかっていうことは生きていく上で大事なんだろうなっていうのは一番思っていますね」と明かした。

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