エンターテインメントユニット「すとぷり」の所属事務所STPRが8日、新会社elevenを設立して、新規の総合クリエィティブ事業「eleven studio」を発足した。
かつて、国内最大規模のVtuber事務所774inc.(ななしいんく)を立ち上げたエンタメプロデューサー土屋英明氏を新会社の代表に招へいして、「さまざまなテクノロジーが発展して、生活の変化が大きく起こる中、コンテンツができる役割を信じて、それを作るクリエイターがファンと一緒に豊かな未来を想像できるよう、共に歩める道をつくっていきたい」と、新たなエンタメコンテンツの開発を進める意向を表明した。
STPRは、すとぷりのリーダーななもり。(28)が社長として、昨年から多くの新規事業を立ち上げている。昨年は、所属グループらが日常的に使用するライブ配信サービス「ツイキャス」の運営会社モイとの資本業務提携を締結。また、今年に入っても3月には、メタバースやAR事業のGugenka社やVライバー事業のボンド社が、STPRグループに参画するなど、インターネット上でのエンタメ事業の拡大化を進めている。
ななもり。は、同社の代表取締役として「エンタメ領域におけるクリエイターやコンテンツの可能性を広げるために、さらなる成長を目指し、同じ気持ちを持った仲間を募集しております」と、新時代のエンタメビジネスを推し進める同志に呼び掛ける。
昨年大みそかのNHK紅白歌合戦では、モーションキャプチャーで、ステージ外のメンバーたちの動きに合わせた2次元イラスト(アニメ)で、パフォーマンスを披露する初の試みで、視聴者たちを驚かせていた。今後も、誰も見たことのないエンタメづくりに挑み続ける。