プロデュースを受けるのは、2歳の娘を持つ横浜市在住のカップル。夫は自営で大工、妻は主に結婚式場でヘアメイクに携わる。実は、妻は一度結婚経験があり、過去に結婚式を経験済み。自分たちの挙式には前向きになれずにいた。そんな時に夫が挙げようと提案。お互いの親への感謝の気持ちや、娘にも自分たちの結婚式を伝えたいと考えるようになった。
一方、藤井と井上は式に先立って、ABCテレビの上田剛彦アナウンサーによる「結婚式司会講座」を本気で受講。結婚式の司会を100回以上経験した上田アナから、お祝い事の際には使用が好ましくないとされる「忌み言葉」などもみっちり学んだ。
準備万端で迎えた当日は、総勢60人が列席。MC2人が入場すると大歓声が沸いた。さらに大拍手の中、新郎新婦が入場へ。式場自慢の料理が運ばれてくると、MC井上のたどたどしい食リポに笑いが起きる。
そして今回全面協力した結婚情報誌『ゼクシィ』(リクルート)からの贈り物として、夫婦の写真が表紙になった雑誌風の特製プロフィールブックが紹介された。夫婦のなれそめや2人の「好き」ランキング、娘のことなど盛りだくさんの内容で、場内からは「羨ましい!」という声も。
さらにはゼクシィ厳選、ゲストが好きなものを持ち帰ることができる最新スタイルの「引き出物マルシェ」も用意された。ゼクシィからは、ハート型のイヤホンや充電器、番組からは「新婚さんいらっ米5kg」などを提供。「引き出物で5kgて!」とMC藤井からツッコミが入る。
そしていよいよ、新婚さんトークを開催。幸せいっぱいの新婚生活の中でも、「一番の幸せは娘が生まれたこと」だと夫。妻との晩酌時、娘がリンゴジュースの入ったマグカップで「ぱんかい!」してくれて飲むビールは本当においしいと満面の笑み。妻の父も「俺に似てるよな!?」とメロメロだそう。「確かに似ていて、授乳しづらい」と妻。みんながハッピーな毎日を過ごしているという。
夫婦円満の秘訣は、スナックデート。「たまには2人で行ってきたら?」と、妻の兄が娘の面倒を見てくれ、月に一度、3時間だけ夫婦の時間を楽しむ。そこで妻は必ず、「何か不満はないか」と質問。なんでも夫は、早朝から夜中まで、夏は灼熱、冬は極寒の中、働いているのに、家にいる妻にも「今日は寒いから温かくしてね」と気遣ってくれ、全く不満を言わないという。それに対し、毎朝5時前にお弁当をつくってくれる妻には「感謝しかない」と夫。ただ、たまにフタを開けると、ビックリするお弁当があるのだとか。
あるときは、一段目が真っ白、二段目が真っ黒、三段目が真緑…。実は、そうめん、めんつゆ、ネギからなるお弁当が、夏の間中続いたという。夏に最適だろうという妻の心遣いだったが、いかんせん食べる頃にはボッソボソ…。さらに驚いた真っ白弁当は、箸で塊のまま持ち上がる謎の物体に…。そんなエピソードに会場からは爆笑と驚きの悲鳴が枠も、夫は「名誉のために」と妻の料理上手をアピール。プロフィールブックでも、おいしそうなお弁当が特集されていた。
いよいよ最後のプロデュースでは、スペシャルゲストお笑い芸人のくまだまさしが登場。「お祝い芸」のスペシャリストとして有名なくまだが、繰り広げる盛り上げネタの数々に、場内は拍手喝采。
クライマックスでは、ゲストの十八番ネタを夫が再現し、場内に爆笑が湧き起こった。披露宴の結びでは、新郎新婦が両親へ花束を贈呈し、会場みんなが涙。「結婚って素晴らしい!」と思える、大感動の披露宴となった。