ロバート・キャンベルさん、松本人志の言葉に疑問「かき消されたと言う彼の言い分は我々の目にも耳にも全然触れてない」

 日本文学研究者のロバート・キャンベル氏が26日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金・後9時)に生出演。活動休止中の「ダウンタウン」松本人志が25日、コメントを発表したことについて、言及した。

 松本は代理人を通じ、「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。ダウンタウン松本人志」とコメントを発表。Xも約2か月半ぶりに更新し、同じ内容の文章をアップした。

 この件について聞かれたキャンベル氏は「芸人としての志として、みんなを笑わせたいのに、それができない。すごく悲しいというのは思いとしてはあるかも知れないんだけど、民事裁判として問われていて、このことと今まで松本人志さんがお笑いの中で成功を収めた、たくさんの人たちに幸せを運んだということは、まるっきり違うことだと思う」と発言。

 「むしろ、お笑いの志ができなくて悲しいということを抑えておかないと、今までの彼のすごくいい仕事だったものがすごく残念なものになってしまう気がするんですね」と続けると、「もう一つ、自分の言い分がかき消されたことが悲しいと言っているけど、言ってないですね、自分の言い分を。どこでかき消されてるかってことは我々の目にも耳にも全然触れてないので、それはちょっと違うんだよねとは思います」と話していた。

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