滝沢秀明氏が立ち上げた「TOBE」のIMP.が初の冠レギュラーラジオ番組「IMP.のIMPickup」(TOKYO FM)を4月からスタートさせる。ここ最近は「TOBE」のタレントがテレビなどでも活躍し始めているが、そこには平野紫耀の存在が大きいという。
番組では平日の午後2時55分から5分間、IMP.のメンバーが毎日登場する。ある制作会社関係者は「5分間という短い時間だが、決まった時間に毎日という帯で番組を持たせるというのは、局側も期待をしている部分は大きいのでは」。
昨年8月にデジタルシングル「CRUISIN’」でデビューしたIMP.だが、これまではメディア露出の部分では苦しむことも多かった。昨年末の「ベストアーティスト2023」(日本テレビ系)ではスタジオではなくVTRで歌唱シーンを流されるという出演だった。そのような扱いだったIMP.がラジオの冠番組が持てるようになるのは、平野が「TOBE」にいることの影響が小さくない。
ある芸能関係者は「CMに出演すればバカ売れと平野の人気ぶりは説明不要でしょうが、その人気にあやかりたいと思うメディアは多いです。だからこそ、『TOBE』へのパイプは大事にしているところも多いし、そういう意味でもIMP.を押さえておくというのは戦略の一つでしょう。もちろん、これからSTARTO ENTERTAINMENTが本格的に始動しますが、先行きに不安ありという声もちらほら聞かれる。そういう意味でもバランスよく起用していくという考えも起用する側にはあるでしょうね」。先日は東京ドームコンサートを成功させた「TOBE」が大きな流れをつかんだか。