お笑いコンビ、ＦＵＪＩＷＡＲＡの藤本敏史（５３）が２３日放送のフジ系「さんまのお笑い向上委員会」（土曜後１１・２５）に出演し、地上波テレビ番組に復帰。反省しつつも軽快にトークする藤本にマジカルラブリーの野田クリスタル（３７）が異論をとなえた。
番組冒頭で「本当に、申し訳ございませんでした！」と深くお辞儀し謝罪、スタジオから“イジり“の洗礼を受ける藤本にＭＣのさんまも「聞きたいことは聞いた方がええねん。“逃げもん”には」とコメント。藤本は「僕は絶対逃げないんで。逃走中出ても絶対逃げません！もし呼ばれたとしても、始まってすぐ自首します」と自虐的にトーク。
笑いを集める藤本に、野田は腑に落ちない様子で「なんか…明るいなぁ」とチクリ。さんまが「（活動休止）かなり長い反省期間やぞ？（藤本も）頑張って明るくしてんねん」とフォローするも、「こんな笑いとってる姿、見たくないっすね」と引き下がらない様子。
さんまが「俺はこれでいいと思う。明るくて。“芸人フジモン”でいくわけやから」と擁護すると、野田は「こんなに吉本の芸人、不祥事ばっか起こして、当然のように戻ってくるのを、ここ（番組）で処理するみたいなシステムができるのが許せないです」とバッサリ。「ここに出たら全部スッキリしますみたいなのが鼻につく」と不快感をあらわにした。
復帰の場はあっても良いというさんまは「救いの手を差し伸べるのが仲間ってもんや。世間はどういうか知らんけどなぁ」と野田に訴えると、「もっとこう、腫れ物に触るみたいにしましょうよ。しゃべりだしたら皆で黙りましょう」とネタを交えながら反論した。
