福原遥ヒロイン「舞いあがれ!」脚本担当に嶋田うれ葉氏&佃良太氏加入 桑原亮子氏と3人体制に

 女優の福原遥(23)がヒロインを務める今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の脚本担当に嶋田うれ葉氏、佃良太氏が加わることが3日、発表された。桑原亮子氏と3人体制になる。制作のNHK大阪放送局は「ヒロインがさまざまな専門の道で活躍する姿を描くにあたり、その専門分野が幅広いため、新たにお二方に加わっていただくことになりました」と説明。週ごとの分担を予定している。

 現在放送中の106作目「ちむどんどん」に続く朝ドラ通算107作目。NHK「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原氏が朝ドラ脚本に初挑戦するオリジナル作品。1990年代から現在、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞がパイロットと飛行機作り、空を飛ぶことの夢に向かう姿を描く。

 ヒロインがパイロットを目指す朝ドラ作品は浅茅陽子が主演した1976年前期「雲のじゅうたん」以来、約45年ぶり。

 ▽あらすじ ものづくりの町・東大阪。ヒロイン・岩倉舞は町工場を営む両親と兄の家族4人暮らし。引っ込み思案だったが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母のもとを訪れ、広い空に力強く舞い上がる「ばらもん凧」に魅入られる。「あんなふうに空高く飛びたい」。空への憧れはパイロットになる夢へと膨らむが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けていた。

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