米大リーグ(MLB)・ドジャースの公式X(旧ツイッター)は16日、大谷と女性との2ショットの説明「A photo of Shohei Ohtani and his wife before the flight to Korea.」(韓国へのフライト前の大谷翔平と妻の写真)として、大谷のとなりに並ぶ女性が妻であると伝えた。
この日の放送では、この件をトップニュースで扱ったが、青木源太アナが「この件に関しましては、当番組がどのようなスタンスで報じていくかに関しまして、小籔さんから発表があります」とアナウンス。小籔が「大谷さんという、すばらしい日本の誇りのプライベートを、執拗以上に詮索することを、この番組は決してやらないことを、ここに誓わせていただきます」と宣言した。その後は、大谷の妻をめぐる報道のあり方について、2人で議論を行っていった。
■大谷翔平の報道をめぐる小籔千豊と青木源太アナのかけあい【ほぼ全文】
【青木源太】この件に関しましては、当番組がどのようなスタンスで報じていくかに関しまして、小籔さんから発表があります。
【小籔千豊】えー大谷さんという、すばらしい日本の誇りのプライベートを、執拗以上に詮索することを、この番組は決してやらないことを、ここに誓わせていただきます。
【青木】そのスタンスは変わらずということで。ただ、今回はドジャース、大谷選手のSNSで発信がありました。これに関してはどうでしょう?
【小籔】それで、公式が上げたからええやんけ、えっへっへって、トップニュースにあげている『とれたてっ!』というこの番組、ちょっと見損なっています。
【青木】私の個人的な考えでいうと、本人が望んでいないのに詮索するのは、もってのほかだと思うんですよね。でも、本人がこうして発信したものに関して、我々で味わいながら発信していくのは、まだ許容範囲なんじゃないかなと思いますけれども。
【小籔】それが、大変厚かましい、テレビ・メディア関係者の考え方だと、私は思っています。そこまでにいたったのは、お2人にどういう迷い・逡巡があったのかということだと思うんですよ。普通は内緒にしておきたかった。せやけど、ド厚かましいマスコミが土足で踏み込んでいった。
【青木】詮索がありましたよね。
【小籔】それでネットの中で顔が出た。ほなもう、逆にバーンと出したことによって、これ以上詮索せんといてという、出すからもうやめてねっていう。隠すから、アイツらゲスいハイエナたちはたかるんじゃないかということで、一応、撒き餌を投げた。それに群がっているというのと同じだと思うので、これをありがたいというふうな気持ちはいいと思うんですけど、ここまで追い詰めてしまったんだな我々、すみませんという気持ちで扱っていただきたい。
【青木】1匹のハイエナとしての意見を言いますと、メジャーの舞台って、オールスターで妻となる方を同伴したりとか、あるじゃないですか?だから、今後も自然な形で、奥さま同伴の時は出ていくんだなと、自然に受け止めています。
【小籔】だからといって、別にカメラが奥さんの方にまでワイドにしなくていいんですよ。大谷さん寄りでいいんですよ。安全を祈ります。この後、大谷さんくらいのすごいスーパースターが出た時(その人物と)お付き合いする方、ビクビクすると思うんですよ。恋に落ちようかなと思っても、大谷さんの時にこんなことあったしなっていうことで、破断になることがあるかもしれないという、引き金の一端を担いでいるんですよ、この番組は…ということを、これだけは最後に言わせてください。ありがとうございました。
【青木】それくらいの配慮が、私たち報じる側には必要だと思います。