第47回日本アカデミー賞の授賞式が8日、都内のホテルで行われた。「シャイロックの子供たち」で主演し、優秀主演男優賞に選ばれた俳優・阿部サダヲ(53)が出席。撮影の舞台裏を明かした。
同作で共演した女優の上戸彩に言われて驚いたこととして、「上戸さん、ほんとに人の表情をよく見てらっしゃって。僕、途中で違う作品の台本読んでたんですよね。そしたら『顔つき違うよね』って言われて。ほんとにあの人の前で嘘つけないな、怖いなって。怖い女優さんだな、嫌だなって」と、サダヲ節でおののき、会場の笑いを誘った。
助演女優賞を受賞して客席にいた上戸もマイクを向けられ「おお昼休憩が終わって、阿部さん帰ってきたらもう顔が別人なんですよ。目が怖いし、誰かを殺めてきたような目をしてるって言ったんです。まさに殺人鬼の役の台本を読んでたって言ってて。オーラから目から全て殺人鬼でした」と暴露。
阿部は「ちょっと俳優としてよくないですね…休憩中に」の苦笑しながらタジタジだった。