指原莉乃プロデュースの女性12人組アイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー)のメンバー本田珠由記が誹謗(ひぼう)中傷を受けていた件について、同グループ運営事務局は7日、投稿者との示談が成立したことを公式サイトで報告した。
運営は昨年12月、「SNS上で本田珠由記がファンと私的に交流していたり、本田珠由記が紹介した人物と私的な交流をしているメンバーがいるかのように誤認させる内容の投稿がなされていることが確認されております」とし、法的措置を検討するとしていた。
今回、代理人弁護士を通じて誹謗中傷の投稿者との示談が2月28日に成立したことを報告。「本件投稿者が弁護士を通じて名乗り出るとともに、同人より本件投稿が虚偽であることを認める旨の謝罪文の提出及び示談の申入れがありました。本件投稿の内容は、該当メンバーのアイドル活動に支障を来すものであり、また、その態様についても悪質ですから、メンバー本人の権利を著しく侵害するとともに、弊社の正常な業務をも妨害するものであるため、本来であれば、示談をすることは難しいものと思われます。しかし、その一方で、本件投稿者は、当社及び該当メンバーの要請に応じる意思を速やかに示しましたので、該当メンバーと弊社は、十分に協議し、本件投稿者に対して寛大な措置を講じることとし、示談することにいたしました」と経緯を説明した。
続けて「皆さまにおかれましては、インターネット上で情報を発信される際には、情報発信前に、ご自身を含め誰か悲しむ人がいないか、誰か迷惑をかける人がいないか、いま一度ご再考ください」と呼びかけ、「なお、本件投稿に関しては、前記の通り示談が成立しておりますので、本件投稿者に対する誹謗中傷等の過度な行為を行わないようにお願いいたします」と理解を求めた。