元衆院議員の金子恵美氏が5日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金・後9時)に生出演。岸田文雄首相が4日の参院予算委員会で4月の衆院解散、総選挙について「まったく考えていない」と否定したことについて、私見を述べた。
「安倍(晋三)さんは『まったく考えていない』って言う時が一番考えていただろうなって。まったく考えていないって時が一番危ないって、私たちは思ってはいましたけど…」とまず話した金子氏。
その上で「岸田さんがそうかは分かりませんし、去年のサミット後とか、やれるタイミングがあったはずだけど、中々、タイミングを逸して今に至っているから、カードを切る勇気が岸田さんにあるのかは分からない」と続けた。
「総裁選がある年の3、6、9(月)が気を付けた方がいいって聞いたことがあって、3月は予算が成立したタイミング、6月は国会閉会で不信任案を出されるかも知れないタイミング、9月は総裁選本番で、何かあるかも知れない」と説明した上で「自民党が減っても、減り幅で政権交代までないとなと思ったら(解散に)行くかも知れないなと私は思ってるし、なんなら9月の本番になったら、そのまま終わっちゃうので、その前になんとか信を問うてって。国民の皆さんに信を得た総理を代えることはできないですから、なんとか、その前で一回やりたいと。やらないまま総裁選を迎えたら難しいと…」と続けていた。