原作は小沢としお氏の『ナンバMG5』&『ナンバデッドエンド』(秋田書店)。今までのヤンキードラマとは違い、筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・難破剛(間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという<高校“逆”デビュー>物語となっている。
森迫が演じる水野は、剛のツレ(友人)の大丸(森本)が中学校時代に思いを寄せていた初恋の相手だ。ある日の夜、大丸が剛と伍代直樹(神尾楓珠)と3人でボウリングに行こうと盛り上がっているところ、偶然水野とすれ違う。彼女が向かったのは、キャバクラが入った雑居ビルだった。「なぜこんなことを?」と質問攻めにする大丸に、最初は「関係ない」と突っぱねた水野だったが、夜の仕事をしなければならない理由を語り始める。それを聞いた大丸は、いても立ってもいられず…。
森迫は、2002年から子役として活動し、ドラマ『あした天気になあれ。』(日本テレビ系)など数々の作品に出演。2006年には実写版『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で主役のまる子役を演じてブレイクし、以後、ドラマ、映画、CMと活躍の場を広げている。森迫と森本の共演は、『幽かな彼女』(2013年・カンテレ・フジテレビ系)で幼なじみとして出演して以来、およそ9年ぶりとなる。
今作で森迫は、今まで見たことのない雰囲気に。ショートパンツに濃いめのメイクで、訳ありのキャバクラ嬢を熱演する。果たして、大丸は、中学校時代に憧れていた女性のピンチを救うことができるのか。
■森迫永依コメント
――オファーを聞いたときの率直な感想は?
「楽しく見ていたドラマなので、その一員として出られることがとても光栄でした。また、大丸大助演じる森本慎太郎さんとは、約9年前にも幼馴染役として共演させていただいていたので、また今回ご一緒できてうれしかったです」
――水野友美を演じてみた感想と視聴者へのメッセージ。
「キャバクラ嬢の水野、普段の水野とふたつの水野を演じる必要があったので、なるべくギャップを作りたいなと思い、その工程がとても楽しかったです。監督と相談し、原作の水野像を守りつつ少しアレンジも加えたので、原作ファンの方も楽しんでいただけるのではないかなと思います!」