杉村太蔵「ハードル高い」森喜朗元首相の政倫審招致は困難と指摘「呼ぶなら東京五輪

 元衆院議員の杉村太蔵が28日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」に出演。自民党の政治資金パーティーにまつわる裏金問題で、野党が森喜朗元首相の政治倫理審査会への招致を求める声に対して「ハードル高い」と私見を述べた。

 「政治と金で、(政倫審に招致するのは)ハードルが高いんじゃないかな。なにせ2006年ですから。呼ぶんだったら東京五輪」と話した。

 続けて「そっちで呼ぶなら、今すぐ呼んで話を聞いた方がいいと思いますよ。派閥の件では…。現職に聞くのが最初かなと。呼んで話を聞きたいのは分かりますが、ちょっとハードルが高いんじゃないかな」と首をひねった。

 杉村は2005年の衆院選で、小泉チルドレンとして当選。派閥政治打破を目指した当時の小泉純一郎首相から「派閥に入るな。派閥政治はダメだ」と指南され、無派閥だった。テレビ出演した際には、「入りたかったですよ。もし入っていたら、信じられないくらいパー券売ってたんじゃないかと思う」とおどけていた。

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