お笑いコンビ「パンクブーブー」の佐藤哲夫と、「ＮＯＮ ＳＴＹＬＥ」の石田明が２７日、都内で行われた吉本興業のお笑い養成所「ＮＳＣ」の卒業ライブ「ＮＳＣ 大ライブ ＴＯＫＹＯ ２０２４」に〝見届け人〟として出演した。
「ＮＳＣ」２９期生の卒業ライブでは２６、２７日の２日間で３００組以上の生徒がネタを披露。２７日の決勝では上位１２組が出演し、学生時代からトリオで活動する「ド天国」が優勝した。
佐藤と石田は以前からＮＳＣの講師としても活動していることもあり、今回は見届け人として参加。佐藤は「構成を教える仕事として受けているんですけど、１年間ずっと見ていると、自分も先生になってくるんですよ。かわいい生徒なんですよ」と思い入れを告白。石田も優勝したド天国について「『キングオブコント』でも準々決勝まで行ったエリートで、音がなくても笑わせるトリオなので期待しています」と笑顔を見せた。
囲み取材でも石田は「仕上がってましたよ。この子らは上に行くやろなと思いました」と、ド天国が授業の時点で光る存在であったことを告白。佐藤も「トリオとしての形は仕上がってて、ただ声が小さかった。もう声張ったらウケるようになったんだよね」と当時を振り返ると、石田は「そう言われたからかは知らないですけど、僕への〝ネタ見せ〟の時は全くしゃべらへんネタやってましたよ」と明かし、取材陣の笑いを誘った。
一方で〝教え子〟であるド天国・ゴトウタイガは「Ｍ−１グランプリとかに出たくて入ったんですけど、佐藤さんにコテンパンに言われて、そこからコントしかやってない」と冗談交じりの告発を披露。思わぬ形で矢が飛んできた佐藤は「俺がつぶした感じ⁉ 芽を摘むようなことしてないって！」と即座に弁明し、取材陣の笑いを誘っていた。
