MCのマツコ・デラックスと、昭和歌謡の魅力についてトークを繰り広げた。かつての音楽番組「ザ・ベストテン」形式で、JUJUが選んだ「ダメ男とダメ女がいっぱい」な昭和の名ラブソング5曲を紹介した。
4位にランクインしたのが、山口百恵さんの「プレイバックPart2」。JUJUは「逆ギレ自己中迷惑カップルです」と、ジョークまじりに解説した。「彼氏とケンカして、“馬鹿にしないでよ”って出て行った後に、むしゃくしゃするしって、隣の車に難癖つけて。最後の最後に“私やっぱり、私やっぱり、帰るわね”って、あなたの元に帰って行くという。恐ろしい歌です」。マツコは「突き詰めると、(作詞の)阿木燿子さんが恐ろしいってことね」と笑わせた。
その後、1位に選んだのは、沢田研二の「勝手にしやがれ」。JUJUは「これのアンサーソングって、『プレイバックPart2』なのはご存じですか?そうらしいんですよ」と話し、マツコも「そうなの?へえ〜」と驚いていた。
JUJUは「(プレイバックPart2の)歌詞の中にも“勝手にしやがれ”っていうのが出てくるじゃないですか?『勝手にしやがれ』の男と、『プレイバックPart2』の女性の話(といわれている)」と説明。「勝手にしやがれ」と「プレイバックPart2」に出てくるカップルが、同一人物だという。
JUJUが「出て行った彼女を見送った後に、好きなレコードをかけてワンマンショーをしてるんですよ」と、「勝手にしやがれ」の歌詞を解説。マツコは「ド変態の歌ですからね」と相づちを打った。
さらにここで、JUJUが「プレイバックPart2」の世界観を再び解説。「それでむしゃくしゃするわって1人でドライブに出かけて、“やっぱり帰るわね”って帰って行くこの2人の…」。マツコが「帰ってくるとワンマンショーしているわけでしょう?」と笑わせると、JUJUも「最後2人でツーマンショーをになるんですね」と笑った。
JUJUはこの2曲について、疑問があるという。「この2人が何があってケンカしたのか、私は知りたい」。マツコは「大した理由じゃないのよ。夜ごとこんなことやってるやつらなのよ」と、自分なりの解釈を口にしていた。