“NHK韓流ドラマの女王”も!事務所に所属せずマネージャーなしに一人で活動する韓国俳優たち…メリットは?

“NHK韓流ドラマの女王”も!事務所に所属せずマネージャーなしに一人で活動する韓国俳優たち…メリットは?

“NHK韓流ドラマの女王”も!事務所に所属せずマネージャーなしに一人で活動する韓国俳優たち…メリットは?

(スポーツソウル日本版)

芸能事務所に所属しないまま活動する韓国俳優たちがいる。

一般的に芸能人は様々な理由から所属事務所のケアを受けながら活動するものだが、彼らはすべてを自分で管理することになる。当然、普通の芸能人より忙しくなるが、それでも“自由”を享受しているようだ。

映画『オールド・ボーイ』や『悪魔を見た』で知られる俳優のチェ・ミンシク(61)は、2013年から2021年までの8年間を共にしたC-Jesエンターテインメントを離れ、現在は一人で活動している。マネージャーなしに、自分で運転して撮影現場にも移動しているという。

昨年3月に行われたドラマ『カジノ』(ディズニープラス)の終映インタビューでは、所属事務所なしで活動することについて「まあ、一人でやっている」とし、「実はドラマは大変だった。映画は決まった場所で1週間撮って、移動すればいいが、ドラマはあらゆるところを回るので疲れた。しかし変わったことはない。本当にない」と話した。

またチェ・ミンシクは「むしろ一人で運転して、長距離を移動するから考える時間も多いし、(マネージャーの)顔色を伺わなくてもいい。自分のお腹が空いているのに、マネージャーに“お腹空いてないか?”と尋ねたりしていたが、そういったこともない。今回撮影のために釜山(プサン)に行きながら、自分で美味しい店を検索して行くこともできた」とし、マネージャーなしで活動する良い点を強調したりもした。

彼は「そんなふうに通っていると、昔のことを思い出した。初めて映画や番組に出たときは企画会社がなかったので、スター級の俳優だけが個人マネージャーを連れていて、私もいなかった。昔のおたまじゃくしだった頃の思いも浮かび、夜運転するときに混乱したり疲れたりすることはあったが、それでメガネもちゃんと合わせた。音楽を大きな音で流し、休みたいときに休む」と付け加えた。

チェ・ミンシクは最近、『ユ・クイズON THE BLOCK』(tvN)に出演したのだが、実に12年ぶりのバラエティ出演だった。その出演もまた、自分で決めたのだ。チェ・ミンシクは所属事務所なしに運転もして出演料も交渉すると明かし、視聴者を楽しませた。

大変でも「自由が必要だった」

女優のイム・スジョン(44)も所属事務所なしで、一人でスケジュールをこなしている。

チェ・ミンシクに先立って2023年11月に『ユ・クイズON THE BLOCK』に出演したイム・スジョンは、デビュー22年目で初めてのバラエティ出演だった。『ユ・クイズ』の出演も自ら決定した。

放送当時、司会のユ・ジェソクは「イム・スジョンにマネージャーがいなくて、作家たちが電話をしたら本人が出ると皆驚いた」と話し、衝撃を与えた。

これに対してイム・スジョンは、「こうなって1年ほど経った。ところが、一人で仕事をしようとしたわけではない。個人的な時間を過ごしたくて、このように過ごしてきたが、大変なことを全部一人でやった。カンヌ国際映画祭にも『ユ・クイズ』にも出演した。今日はタクシーに乗ってきた。あるいは自分の車を運転している」と、普段から公共交通機関や自家用車の運転でスケジュールを消化していることを明らかにした。

イム・スジョンは「私が所属事務所の関係者なら、私のことをとても嫌がるだろう。こうしてはいけないと。申し訳なくて、できない。顔色を伺わずに休もうとしているのだ」とし、所属事務所なしで活動する理由を間接的に説明。ただ出演料の調整や精算の際、ペイを話すことが最も悩みだと打ち明けたりもした。

“NHK韓流ドラマの女王”ともされる女優ハ・ジウォン(45)は所属事務所を離れ、個人事務所を設立して久しい。

2012年に個人事務所であるHAEWADALエンターテインメントを設立したが、現在は様々な分野のアーティストが所属している。

彼女は2月12日、YouTubeチャンネル「切ない(乾杯する)兄シン・ドンヨプ」(原題)に出演し、司会のシン・ドンヨプからどんな目標を持って会社を設立したのかを尋ねられた。するとハ・ジウォンは「契約期間が終わって、他の事務所からラブコールが多かった。私には、ただ自由が必要だった。それで一人になって初めての作品が『奇皇后〜ふたつの愛 涙の誓い〜』だった」と明かした。

その後、ハ・ジウォンの会社に俳優たちが集まり始めたと。ハ・ジウォンは「もちろんトップスターになりたいし、お金もたくさん稼ぎたいが、遠くから見てて思った。一人ひとりが本当に大切だ」と強調した。

これを聞いたシン・ドンヨプは「年下なのに尊敬するのだが、ビジネスはそんな気持ちだけでやるのが難しい」とし、固定費用について言及した。ハ・ジウォンは「費用は多くかかるが、一緒にする人たちが素敵な人になるのが一番だ」と伝えた。

スケジュールやリスクの管理、撮影現場への移動などのために多くの芸能人が所属事務所のケアを受けることを望んでいるが、チェ・ミンシクとイム・スジョン、ハ・ジウォンは長い芸能生活の末に、独自に活動するという決断を下した。

個人的に、そして仕事的にも自由な活動を望んだ彼らは一人立ちを選び、その後も活発な活動を展開しながら多くの大衆とコミュニケーションを続けている。

(記事提供=OSEN)

◇ハ・ジウォン プロフィール

1978年6月28日生まれ。本名はジョン・ヘリム。高校3年生の時、ドラマ初出演で芸能界デビューした。『病院船〜ずっと君のそばに〜』『奇皇后〜ふたつの愛 涙の誓い〜』『キング〜Two Hearts』『シークレット・ガーデン』『ファン・ジニ』『チェオクの剣』など、出演するドラマが次々とヒットし、“信じて観られる俳優”となった。特に日本では彼女の主演ドラマがNHKで多数放送されており、“NHK韓流ドラマの女王”と呼ばれたりもした。

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