アニメ映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の“最速上映舞台あいさつ”が15日未明、都内のTOHOシネマズ新宿で行われた。主人公の日向翔陽役の村瀬歩(35)、影山飛雄役の石川界人(30)、ライバルの孤爪研磨役の梶裕貴(38)と黒尾哲朗役の中村悠一(43)が登壇。直後から、SNSのXで「#ハイキュー」がトレンド1位となった。
村瀬は「ついに“ゴミ捨て場の決戦”が観られる時が来ました!楽しみですよね。どうですか皆さん?」と会場に問いかけると、会場中からは大きな拍手が鳴り響く。さらに「僕自身『ハイキュー!!』によってこの仕事への向き合い方を全て教えてもらった教科書でもあり、とてもおもしろい作品なので、自信を持って”早く皆さんに観てもらいたい”と思ってこの日を待ちわびていました」と続けた。
同作は、2012年から週刊少年ジャンプで原作漫画が連載されて、コミックス全45巻は累計発行部数6000万部を突破した高校バレーボールの青春物語。14年からは、テレビアニメ化されて、20年12月までにシリーズ第4期まで放送された長い人気を誇る作品だ。
今作の映画は、そのシリーズ第4期の続編で、3年2カ月ぶりの新作アニメ。多くのファンが待ち望んできただけに、この夜の全国6都市12会場の最速上映は、全劇場の全席が即完売するほどだった。
また、スポーツニッポン新聞では、映画公開を記念して公開初日の16日に「ハイキュー!!新聞」を発売。都内の有楽町、新宿、池袋では号外も配布された。国内映画興行収入ランキングでも初週1位が期待される中、異例の盛り上がりでスタートしている。