松竹は13日、歌舞伎俳優の市川團子(20)が、東京・新橋演舞場で上演中のスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』に14日昼の部から復帰すると発表した。
歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」で「新橋演舞場 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の小碓命後にヤマトタケル/大碓命、帝の使者に出演をしております市川團子は、体調不良のため、2月9日(金)より休演しておりましたが、明日2月14日(水)昼の部より舞台に復帰いたします」と報告した。
9日に「新橋演舞場 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の小碓命後にヤマトタケル/大碓命、帝の使者に出演をしております市川團子ですが、体調不良のため、2月9日(金)より当面の間休演し、下記の通り代役にて上演いたします」と発表。
代役は「小碓命後にヤマトタケル/大碓命」が中村隼人、「帝の使者」は市川青虎が務めていた。
本作では、隼人と團子がヤマトタケルと帝の使者を交互に演じ、米吉は1988年以来となる兄橘姫/弟橘姫を早替わりによる兼役で演じる。團子にとっては、2012年に行われた自身の初舞台(ワカタケル役)、父・九代目市川中車の襲名披露、そして昨年9月13日に不整脈で亡くなった祖父・二代目市川猿翁さんが初演時に演じた演目となる。