過去に思いを寄せていながら、思いを伝えきれなかった片思いエピソードを披露するバラエティー特番の第5弾。小手が挙げたのは5年前に共演した演技派女優Kだった。夫婦役として初共演することに小手は「ドラマのお話をいただいた時点で恐れ多すぎて。物腰の柔らかさの奥に職人的な高いプライドがあるというか。もしかしたら怖い人かもしれない。緊張もありました」とうれしさもありつつ恐れていたことを明かした。
撮影当日に初めて対面すると、向こうからあいさつに訪れ「私、小手さんにお会いしたかった」。思わぬひと言に胸キュンした小手だったが、撮影が始まると圧倒的な演技力に「僕は芝居をさせられている」とがく然。それでも撮影が止まると気さくに話しかけてくれることや、仕草などの品の良さにどんどん惹かれていった。
小手が夢中になった女優は木村多江だった。木村は小手について「確かにお会いしたかった。役者さんとしてとてもおもしろくて、ご一緒したいなと思っていた」と初対面を振り返った。夫婦役で共演した際には小手がアドリブで手を握ったシーンがあったが、「全然覚えてない。私泣いてるから。入り込んで泣いているから、何かされても旦那さんとしてしてくれていることの一つだから。手を握られた意識はなくて。でも、夫婦な感じでよかった」と思い返した。
そして、小手は「たらればの話で大変恐縮なんですけれども、お互い結婚もしてなくての話として…木村さん、もしあのとき僕が告っていたらどうでしたか?」と告白。これに木村は「そういう風にはあまり思ったりしてないですけど、でももしそういうことがあったら、お芝居に対する真摯な思いとか見て取れて、尊敬できる方なのでお友達から始まったんじゃないかなと思います」と答えていた。
告白後、「お友達から」という言葉に小手は「きっと、木村多江さんとお友達になれたら…すっっっごいんだろうな」と妄想が膨らんでおり、スタジオを笑わせた。