タレントなすび(48)が富山県氷見市での復興チャリティーイベント参加中にあくまで一般人としてニュース番組で紹介された件に触れて、その背景を明かした。
能登半島地震の被災地支援を続けるなすびが氷見市内で行われた復興チャリティーイベントに参加したところ、NHKのニュース番組に「東京から参加した人」として登場し、SNS上で「なすびではないか」と話題になっていた。
なすびは11日、「お分かり頂けただろうか?東京から参加した人はなすびだったとでも言うのだろうか?」とちゃめっ気たっぷりにX(旧ツイッター)に投稿。ニュース映像については把握しているとして、「現場ではなすびとの認識はされていたものの、諸事情含め、東京から参加した人にはなりましたが、私は扱われ方にこだわりは有りません」と取材現場ではタレントとして認識されていたことを明かした。
一般人としての扱いを受け入れた理由については、「私の個人的な事情は些細な事、それよりも伝えたい事が伝わればそれで良くて、手段は二の次三の次、プロ意識というのか、リテラシーが低いのかも知れませんが、私の物事の向き合い方としてプライドが無い事をプライドにしております。殊、今回の件は、困っている方のお力になる事が最優先なので…」と取材の意図を優先させたことを説明。「困った時はお互い様、困ってる人が居れば手を差し伸べる。そして、東日本大震災の時に、全国の皆様から頂戴した御恩を何かの形でお返したい、勿論、私一人で出来る事では御座いませんし、おこがましくも、能登半島地震で被害に遭われた方々に寄り添う事で恩返しになればとの想いからの行動でした」と被災地ボランティアへの思いをつづった。
なすびは福島県出身。東日本大震災をきっかけに、被災地でのボランティア活動に精力的に取り組んでいる。