プロ野球の書道アートで知られる原愛梨が初の個展を開催「迫力が全然違うので生でみてほしい」

プロ野球の書道アートで知られる原愛梨が初の個展を開催「迫力が全然違うので生でみてほしい」

初の個展「零−はじまり−書道アーティスト 原愛梨展」を開催中の原愛梨=東京・神宮前

(サンケイスポーツ)

プロ野球選手をモチーフにした作品などで知られる書道アーティスト、原愛梨(28)が東京・表参道のカルチャースペース「SPAGHETTI(スパゲッティ)」で初の個展「零−はじまり−書道アーティスト 原愛梨展」を6月1日まで開催中だ。

地元・福岡のプロ野球・ソフトバンクのファンである原は毛筆による文字と絵を融合させた力強い作風で知られ、2019年に元巨人投手の上原浩治氏(47)を題材に「上原浩治」の文字で投球フォームを描いた作品をツイッターに掲載。これに上原氏がブログで絶賛して注目を集めた。

今回は「言葉の力」をテーマに51作品を展示。注目は2メートル×3メートルの作品「夜はまやかし」で、骸骨やかっぱ、蛙などの妖怪が浅草や東京タワー、国立競技場など夜の東京を占拠する姿を描いた。

妖怪には「非日常」「騒」「宴」などの文字が隠されており、コロナ禍の外出自粛から着想を得て制作。大都会の東京でステイホームの人間にかわって宴などを楽しむ妖怪を想像したという。

サンケイスポーツの取材に原は「書道に興味のない人がみても楽しめて、そこに文字が隠れているので読んでも楽しめるのがコンセプトです」と説明。グリム童話「ブレーメンの音楽隊」をモチーフに「人間と自然の共生」をテーマにした2メートル×3メートルの作品「アースバンド」も好評で、会場の外壁に描かれた高さ6メートルの骸骨も迫力満点だ。

初の個展に「これまでSNSにたくさんの作品を公開してきましたが、迫力が全然違うのでやっぱり生で見てほしかった」と感激の様子。4月には米ニューヨークのタイムズスクエア前で書道パフォーマンスを成功させ、「次の目標は平面だけでなく立体やデジタルを取り入れた作品作り。そして、世界の方々にも書道の魅力を伝えたいです」と強調。会場にはソフトバンクなどのプロ野球ファンも多く訪れ、「今後もプロ野球の作品作りを続けながら、幅広いテーマを描いていきたいです」と約束した。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる