決して音を立てていけない『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作、6・28日米同時公開決定

決して音を立てていけない『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作、6・28日米同時公開決定

海外版ポスター=『クワイエット・プレイス:DAY 1(原題:A Quiet Place: Day One)』6月28日より日米同時公開決定(C)2024 PARAMOUNT PICTURES

(ORICON NEWS)

 突如出現した、“音”に反応しその全てに襲い掛かる“何か”。そんな謎の生命体に支配され崩壊した世界を舞台に、“沈黙”を守り生存を試みる一つの家族の姿を描いたサバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』。そのシリーズの最新作が、『クワイエット・プレイス:DAY 1(原題:A Quiet Place: Day One)』の邦題で6月28日より日米同時公開(シリーズ初)されることが決定した(配給:東和ピクチャーズ)。日本版予告編と海外版ポスターが世界同時解禁となった。

 同シリーズは、「決して音を立てていけない」といういまだかつてないスリルに満ちた設定に観客たちも息を殺し、映画館から“音”が消える新現象を巻き起こし世界的大ヒットを記録。最新作は、世界が沈黙した日[DAY 1]を、ディザスター映画の要素を帯びたシリーズを凌駕するスケールと恐怖で描き出す。

 公開された予告編では、1作目、2作目の名シーンを交えつつ、シリーズおなじみの日数表記が今回は遡る形でカウントダウンしていき、【DAY 1】の文字とともに舞台は一気にニューヨークへ。本作の主人公となる女性が猫を抱えながら大通りを歩いていると、突如火球とともに謎の物体が群衆の中に降り注ぐ。予期せぬ事態に為す術もなく混乱に陥る人々、焼け落ちる橋、最後にはビルから降り注ぐ大量の“何か”の姿など、世界が瞬く間に崩壊していく様子が映し出される。

 これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市・ニューヨークで、阿鼻叫喚の群衆、そして彼らの日常が破壊されてゆく様子が描かれる。舞台も“即死度”も大幅にスケールアップし、生存がより困難になった状況で、“音”を消すことが生存への唯一の道であることに、いかに気づき、突破口を見出していくのか。サバイバルを強いられた人類に待ち受けているものとは…。

 主人公の女性役には、『それでも夜は明ける』(2014年)にて「第86回アカデミー賞」助演女優賞を受賞、ホラー映画『アス』(19年)では2役を演じ分けるなど、ドラマ性が高い作品からホラー映画まで幅広い演技に定評があるルピタ・ニョンゴ。彼女と共に“何か”の脅威から逃れることとなるキャラクターには世界的大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4に出演し、知名度を一気に上昇させた今最注目の俳優ジョセフ・クイン。そのほかにもシリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21年)にも登場した本シリーズのキーマン、ジャイモン・フンスーなどのキャストが脇を固める。

 監督は、ニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』(22年) で注目を浴びた新鋭マイケル・サルノスキ。また、前2作の監督を務め、記念すべき1作目では実生活でもパートナーであるエミリー・ブラント演じる主人公の夫役として出演したジョン・クラシンスキーも本作ではプロデューサーとして製作陣に名を連ねている。

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