お笑いタレントの柳原可奈子(38)が、4日までに自身のスレッズを更新。27歳で両親を失い、一人で生活していた頃を回想した。
柳原は「20代後半、独り暮らしをしていた時 フエギアのキロンボという香りのディフューザーを枕元に置いていました」と投稿。「バーニーズニューヨークで 店員さんが 『泣き止む香りですよ』 と勧めてくれたんだっけ」といい「泣き止む香り 泣き止む香り その言葉はまるで 夜毎泣いてる私を見透かしたようでした」と振り返った。
「でも不思議と恥ずかしいより嬉しくてそのミルクのような甘い香りをすがるように吸い込みました」と柳原。「この話を夫にしたら、誕生日に 同じ香りの香水をプレゼントしてくれました」という。
懐かしい香りに「『さみしかったなァ、あの時、さみしかった』 やっと、初めて、言葉にできた気がしました 涙が止まりませんでした」と、一人で抱えていた気持ちをようやく吐露。「夜3人の寝息を聞きながら生きていてよかった、と思いました」と、家族に恵まれた喜びをかみしめた。
「忘れないように、書きました 読んでくれてありがとう」と文章を結んだ。
柳原は一人っ子で19歳の頃に母を亡くしてからは、長らく父と2人暮らしをしていた。2012年12月からは祖母とも同居し始めたが、その3カ月後に父が他界した。