歌手の大黒摩季(54)が2日、都内で行われたトランスウーマンたちが美を競うコンテスト「ミスインターナショナルクイーン2024 日本大会」にゲストとして出席した。
審査員がグランプリ受賞者を協議しているタイミングで、MC陣に呼ばれてピンクのドレス姿でステージに上がった大黒。今回のコンテストの感想を求められ「いやもう立派…。絶対に私だったらこの雰囲気でやりたくない」と語り、プレッシャーのかかる舞台を終えた出場者をねぎらった。
さらに「美しいだけで立派なのに、競わないといけない。私たちなんてデビューして1回賞レースに出れば、それでいいのに…。もう気持ちは隠居してるから」と自身のルーキー時代を自虐的に振り返りつつも「それぞれが理想の自分になっている姿は美しくてまぶしくて。輝きって夢中になって頑張っている時の汗と涙に光が反射しているものだから。今日は皆キラキラしてた!」と賛辞を贈った。
そして全受賞者が発表され、クロージングとともに改めてステージに上がった大黒は「まずは全員自分のことを褒めてあげてください、頑張った自分をね」と切り出すと「日本を代表して、お疲れちゃん! 一人一人〝よしよし〟してあげたいくらい」と褒めちぎった。
その上で「社会で意志を持って突き通すことは、なかなか難しいこと。皆のパフォーマンスを見て泣きそうでした。よくぞここまで自分を磨いてきたね」と絶賛は止まらず。最後には「今日の輝きを忘れずに、頑張って生きてください」と出場者のこれからにエールを送っていた。