能と講談で古典を楽しむ『ことのは能 Vol.3』が、4月28日に、東京・神楽坂の矢来能楽堂で催される。
この公演で上演される名曲『鉢木』は、「いざ鎌倉!」の言葉を生み、徳川家康も好んだとされる作品。世阿弥が目指した能の美意識・幽玄とは対極にある、劇的な作風である能『鉢木』は、シテ・ワキともにまた別の技量力量を必要とする大曲で、観世流シテ方能楽師の鈴木啓吾が挑む。また、古典講談の最高峰『鉢の木』を、人間国宝の故 一龍斎貞水の直弟子、一龍斎貞橘が勤める。
今回の公演は、能や講談に初めて触れる方、目の不自由な方もともに同じ空間(能楽堂)で古典を楽しむ時間となることも目標としている。
観世流シテ方能楽師 鈴木啓吾プロフィール
概要
能と講談で古典を楽しむ『ことのは能 Vol.3』
日時会場:2024年4月28日 (日) 14:00 矢来能楽堂
出演
鈴木啓吾/一龍斎貞橘
大日方寛/野口能弘/八反田智子/大山容子/柿原孝則
山本則重/山本則秀
奥川恒治/永島充/坂真太郎/桑田貴志/中森健之介/奥川恒成
遠藤喜久/佐久間二郎 等
スタッフ:一般社団法人一乃会/公益社団法人観世九皐会 他
プログラム:
解説・鈴木啓吾、講談「鉢の木」一龍斎貞橘、能「鉢木」鈴木啓吾
チケット:カンフェティ http://confetti-web.com/ichiokai_kotonoha3
正面席・座敷正面席:5,500円、脇正面席:4,400円
中正面席・座敷中正面席:4,400円、 視覚支援・学生:3,300円
(全席指定・税込)
WEB:http://ichi-no-kai.jp/index.php?ことのは能