最新作『ARGYLLE/アーガイル』(3月1日公開)が控えているマシュー・ヴォーン監督が、「Collider」のインタビューで自身の代表作である「キングスマン」シリーズの最新作について言及した。
マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズのコミックを原作とした「キングスマン」シリーズは、コリン・ファース演じるハリー・ハートとタロン・エガートン演じるエグジーを中心としたメインシリーズ2作に加え、2021年にはレイフ・ファインズを主演に迎えた前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』が公開。シリーズ3作合計で全世界興収9億5000万ドルを突破している。
2024年内に製作がスタートすると報じられているメインシリーズの3作目についてヴォーン監督は、「『Kingsman3』はコリンが年を取りすぎる前に撮り切る必要があります」と語り、すでに作業を進めている続編の脚本については第1幕と第3幕がほぼ仕上がっていることを告白。「まちがいなくこの3作目は、ハリーとエグジーの関係の完結編となります。第2幕の執筆にはもう少し作業が必要ですが、私たちはもうどのように始まって終わるのかを知っているのです」。
このメインシリーズの第3作に加え、『ファースト・エージェント』の続編やドラマシリーズ化など、複数本にわたるユニバース作品の企画が進行中とも報じられている「キングスマン」シリーズ。今後どのような展開を見せてくれるのか。期待はふくらむばかりだ。
文/久保田 和馬