女優の花音が26日、東京・葛飾区の帝釈天題経寺で一日消防署長を務めた。
この日が文化財防火デーであることに伴い、国の重要文化的景観に選定されている同所で消火訓練を実施。一日消防署長を委嘱された花音の「一斉放水開始!」のかけ声と共に金町消防署隊員や地元消防団員らが消火活動にあたった。訓練後には隊員らの前で「本物の指揮棒を持って消防訓練の指揮を執らせていただけることに大変感謝しております。皆様の迅速、的確な行動、真剣なまなざしに大変感動しました」とあいさつした。
その後は報道陣の取材にも応じ、「初めて一日署長を務めさせていただいたんですけど、圧巻で迫力のある訓練を見させていただいて感動しました」と目を丸くした。中学2年生まで米・ロサンゼルスで過ごしていたことから、「(アメリカにも)訓練はあったけど、防災ずきんとかをかぶるとかはなかったので新鮮でした」と日米の違いに驚きを隠せなかった。
”消化“にちなみ、消し去りたい黒歴史を聞かれると、「日本に来たときに、日本語と英語が混ざりながらしゃべっていたのが浮いてたみたいで、恥ずかしかった」と告白。「例えば、『おはよう、How was your breakfast(朝ご飯は何食べたの)?』みたいな感じで、相手がわかると思ってしゃべってた。周りはポカーンみたいな感じでした」と苦笑いしていた。