KBSが1月24日に公開した歌謡審議の結果によると、(G)I-DLEの『Wife』は歌詞が露骨に扇情的という理由で、不適格と判断された。
先立って1月22日、(G)I-DLEは2ndフルアルバム『2』の収録曲『Wife』の音源とミュージックビデオをサプライズ公開した。『Wife』はメンバーのソヨンが作詞・作曲・編曲に参加した曲で、バブルガム・ポップで独特ながらも洗練されたサウンドが印象的で好評を得た。
しかし“歌詞”については「それが全部じゃない、上のチェリーも食べて」「慎重にキスして果敢に食べてしまえ」「どうなのか味の表現も聞かせてくれ」「学んだらあなたも一度乗ってみて」「もし上手だったら私もお腹もいっぱいになって気持ちいいから」「もっと深くもっと飲み込んでしまう」といったフレーズが登場し、賛否が分かれていた。
今回「不適格」の判定を受けたのは『Wife』だけでなく、また別の新曲『Rollie』もだ。特定商品のブランドに言及されていることが原因という。いずれにしても、(G)I-DLEはこれらの曲でKBSの音楽番組に出演するのであれば、歌詞の変更が不可欠となった。
なお『Wife』や『Rollie』が収録された(G)I-DLEの2ndフルアルバム『2』は、来る1月29日にリリースされる予定だ。
◇(G)I-DLEとは?
2018年5月2日に1stミニアルバム『I am』を通じて、CUBEエンターテインメントからデビューしたガールズグループ。独自の個性とセンセーショナルなコンセプトで話題を集め、デビューから20日で音楽番組1位、音源チャート上位圏を記録し、新人賞7冠に輝く“モンスター新人”として存在感を見せつけた。2022年10月にリリースした『Nxde』では、わいせつな視線を強烈に皮肉り、マリリン・モンローやバンクシーへのオマージュを取り入れたミュージックビデオが注目の的に。2023年5月の『Queencard』を通じて、人気ガールズグループとしての確固たる地位を築いた。