短大卒業後、NSC(吉本総合芸術学院)東京校に通い始め、芸人生活がスタート。原点は中学生時代の思いで、「芸人になりたいと一番最初に思ったのが、中学生の時なんですよ。人が笑ってくれることが何より快感だということに気づいたんですよ」と明かした。
学校では、クラスの目立つ男子が、教室の前でおちゃらけた行動を取って笑わせることもあった。そんな光景に、近藤は「“この子のどこがおもしろいんだろう?”って、めちゃくちゃ斜めから見てたんですよ。嫉妬心だ!みたいな。おもしろいと思われていることがうらやましいと思って」と、ライバル心を覚えたという。「自分もこういうことがしたいんだ、人前でと思って。そこから芸人になりたいなという夢を持ち出した」。意識の中に、芸人という選択肢が芽生えた瞬間だった。
高校に入ると、1歳下の後輩とコンビを組んだ。「自分の中でまだ学生だし…というのがあって」。ところが、相方は本気だったようで、「私の行動力のなさにしびれを切らし、他の子とオーディションを受けて、受かって、自然消滅というか。それで焦ったところもあるんですけど」。短大卒業後、意を決してNSCの門をたたいたことを振り返っていた。
「ハリセンボン」は昨年12月27日、所属する吉本興業を月内で退所し新事務所へ移籍すると発表。移籍先はベッキー(39)らが所属するGATE。春菜は「来年芸歴20年という節目もあり、足並みをそろえようと2人で話し合い、決めました」と理由を説明。箕輪はるか(43)は「これまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくださればうれしいです」とつづっていた。