元衆院議員でタレントの杉村太蔵(44)が21日、TBS局系情報バラエティ番組「サンデー・ジャポン」に出演。岸田文雄首相が進める自民党派閥解消をめぐる動きに対し「劇団自民党に騙されるな」との主張を展開した。さらに、派閥解消よりも第三者委員会を開いて裏金問題の調査が必要だと述べ「日大も、ビッグモーターも、ジャニーズもやったんですよ。これはきついんですよ」と語気を強めた。
杉村は、「派閥のあるなしは全く先の話で、まずは不記載にしたお金が何に使われたのか」と、裏金問題の究明を再提起。公選法違反の疑いなどの解明を優先すべきとして、公認会計士や弁護士や専門家を入れた第三者委員会の開催が必要と訴えた。昨年起きた、数々の事件で第三者委員会の報告が大きな影響力を持ったことを指摘し、「これが決断できるのは岸田さんしかいない。捜査中だろうが、自らうみを出すという決断を出してほしいというのが僕の考えです」と語った。
これに対し、コメンテーターとして出演していた岸博幸さんは「太蔵くんの意見ってすごくいいんですよ。彼は年に3~4回くらい良い意見をいう」と珍しく褒め、スタジオを沸かせていた。
