Da−iCE、日本武道館で10周年記念ライブ ファンのサプライズに感激「皆さんがバトンを」

Da−iCE、日本武道館で10周年記念ライブ ファンのサプライズに感激「皆さんがバトンを」

メジャーデビュー10周年ライブを開催したDa−iCE。左から大野雄大、工藤大輝、和田颯、岩岡徹、花村想太

(日刊スポーツ)

5人組ダンス&ボーカルグループDa−iCEが15日、東京・日本武道館で、メジャーデビュー10周年記念公演を開催した。グループ史上最多のメドレー含む39曲を披露。一夜限りのスペシャルライブで、ファン1・2万人を沸かせた。

オープニングの「It’s not over」でメンバー5人が登場すると、観客から大歓声を浴びた。花村想太(33)は「行くぞ武道館!」と絶叫。グループ初の360度客席に囲まれたセンターステージで、キレのあるパフォーマンスを披露した。

この日がデビュー10周年記念日。ライブ序盤で14年1月15日発売のファーストシングル「SHOUT IT OUT」を歌った。後半には21年の「日本レコード大賞」大賞受賞曲「CITRUS」や、22年リリースのヒット曲「スターマイン」なども披露し、10周年の軌跡を振り返るような構成だった。

最年少の和田颯(29)は「10周年、速かったですか皆さん? 速かったよね〜。僕、(当時)20歳だったんですよ。来月で30ですよ!」と伝えた。日本武道館では7年ぶりのライブ。岩岡徹(36)は「7年前も今も、僕らは都度都度、1歩1歩、人生をかけて大事にやってきました。今日もたった1度きりのステージですけど、今日を皮切りに10周年記念イヤーがスタートしますので。引き続きよろしくお願いします」と呼びかけ、拍手を浴びた。

大野雄大(34)は「長いようであっという間だった10年でした。デビュー当初一緒にライブをしていた仲間たちの中には、今はもう活動できなくなっちゃっている方もいて…」と振り返った。「僕らはなぜ10年やってこられたかというと、昔から目の前のことを大事にする昔から大事にしてきたからだと思います。コロナ禍もそうですし、いろんな状況がある中で続けてこられて、今日この日があるのだと思います」と説明した。

その上で「応援してくださった方々、関わってきた方々、全ての方々に感謝をお伝えしたいです」と述べた、「これから5年、10年、いつまで続けていけるかわからないですけど、今を大事に、感謝の気持ちを大事にしてきたいと思います」と先を見据えた。

花村は「10年前のちょうど今日は、ラゾーナ川崎でインストアライブでした。あの時のラゾーナのほうがね、大きく見える。日本武道館は7年ぶりで、あの時よりちっちゃく見える」と切り出し、「それは僕たちの成長でもあるけど、でも、夢をかなえるって本当に難しいことなんだなって思う10年でした」と回想した。

さらに「レコード大賞新人賞はとれなくて、すごく悔しかった。出ばなをくじかれた感じがすごくして」と振り返った。「それでも『CITRUS』が出るまで一生懸命楽曲を紡いできて。皆さんがバトンをつないでくれたおかげで、『CITRUS』『スターマイン』、10周年でまた武道館に立てました」と感謝した。

「こんな僕たちでもできるんだ、というのを証明したい。この中にも、夢がかなわないと思っている方や、学校や仕事に行きたくないとか、いじめられているって人もいるかもしれない。でも、今が全てじゃないから」と伝えた。「僕たちの10年が変わったように、皆さんの10年も変わると思う。皆さんが明日頑張れるように、10年後まで頑張れるように。そんな円陣を全員で組みませんか?」と呼びかけた。「スリー、トゥー、ワン、アース、エイシャ、エイシャ!」と会場全員で叫び、拍手を浴びた。

アンコールでは、観客たちがメンバーへのサプライズとして「デビュー10周年おめでとう!」と書かれたメッセージカードを持ち、合唱する一幕も。岩岡らは次々と客席を見上げ、感激した様子だった。ダブルアンコールでは、2月14日発売の新曲「A2Z」を初披露した。11月23日のAsueアリーナ大阪公演を皮切りにした10周年記念アリーナーツアーの開催も発表した。関東、北陸、中国、九州の全国4カ所でフリーライブを行うことも伝えた。

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