お笑いタレント山田邦子(63)が、14日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」(土曜後9・00)にゲスト出演し、超多忙時代のエピソードを語った。
1980〜90年代に数々のバラエティー番組でひっぱりだこになり、“史上唯一天下を獲った女性芸人”の名をほしいままにした。
MCの中居正広から、当時レギュラー番組が14本だったと紹介されると、山田は「あんまり数えてないけど、1日3本くらいは掛け持ちしていくんだよね。全部メーンなんだよね。それがきついんだよね」と回想。ゲストなどではなく、ガッツリ自分が主役の番組ばかりで、負担は大きかったという。
多忙の中で、大きなトラブルにも見舞われた。「オレたちひょうきん族」などで共演していたビートたけしが、不祥事で活動を休止。山田は「そんな時にたけしさんがいなくなって、たけしさんの分もやらなきゃいけなくなっちゃって。え〜!これ以上?って」と、当時の混乱ぶりを振り返った。
そんな中でも恋愛はしっかりしていたという。「してたね。若いもんね。やっぱね。みんなもそうでしょう?」。アイドルとの交際経験を突っ込まれると、「あるよ」と即答しつつ、「あるじゃな〜い!?」と中居を指差し、スタジオを爆笑に包んでいた。
中居は「フッくん?フッくん?」と、元「シブがき隊」の布川智和の名を挙げて追及。山田はテーブルに突っ伏しながらも、「なんでフッくんなのよ?フッくんは仲良しだけどね」と苦笑いで否定していた。