お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしさんが自身のブログを更新。
能登半島地震の被災者のため、自身のブログに寄せられた「災害経験者」からの、避難生活の助けになる「知識」や「必要なもの」について、綴りました。
富澤さんは８日のブログで、「サンドウィッチマン」の伊達みきおさん・富澤たけしさん、二人の呼びかけによる「東北魂」義援金で宮城県気仙沼市に寄贈された「トイレトレーラー」が能登半島地震の被災地で稼働していることを報告。
続けて「しかし、トイレ問題は解決したわけではないですし、電力、お風呂やゴミ、洗濯など、長期の避難生活は沢山の課題が出てきます。」と、「避難生活の課題」について投稿しました。
更に「東日本、阪神淡路や熊本の地震、台風などで避難生活を経験した方も多いと思います。もしできたら、そういった経験をされた方はぜひコメント欄にコレはこうした方がいい、こういう事をしたら役に立った、など、些細なことでもいいので教えてもらえないでしょうか？実際に経験された方の知識は必ず役に立つはずと思います。電気、食事、防寒、プライバシーの維持、気持ちの持ち方、何でも構いません。その知識が誰かの何かの役に立つかもしれないので。」と避難生活を送った経験がある方々へ呼びかけていました。
そして１１日、富澤さんは「感謝」と題し、ブログを更新。
災害を経験した方達から寄せられた体験談や、被災地・避難生活で、役に立つ知識などを紹介しました。
【 富澤たけしさんのブログに寄せられた声 ※抜粋 】
・「震災後、未就学児の支援をしていて実施していたのが『絵を描 かせること』です。画材は何でも良いのですが言葉にするのが難しいちびっこたちは絵を描くことで少し吐き出せるので、 カレンダーの裏でもダンボールの裏でもいいのでやってみてくださるとよいかと思います。」
・「今? と思われる方もいるのを承知で必要な物を記します。マスク生活とはいえ、特に女性はうぶ毛が気になります。毛抜きや眉ペンシル、カミソリが嬉しいかと。完璧な化粧は出来なくてもうぶ毛の処理や眉を描くだけで気持ちが明るくなります。(無精髭の男性も変わるかな)」
・「命には影響ありませんが、震災後にメガネが無くて困りました。普段はコンタクト使用でしたが、コンタクトはもちろん買えないし、家用で使うメガネは度数も低くて外歩きには使い物 にならないし、ぼんやりしたまま過ごしていて怖かったで す。あと、瓦礫の粉塵のせいなのか鼻炎症状と目の不調がつらく て目薬、鼻炎薬あるといいなぁと思ってました。」
・「震災の時に辛かったのが余震による地震酔いです。ずっと船に乗っているような感じでした。数日は常備薬の乗り物の酔い止めが役立ちました。お子さんは特に三半規管が弱いので、大人用と子供用の酔い止めの備蓄をお勧めします。眠気も来るので少しは寝ることも出来ると思います。」
・「夜寝るとき耳栓付けるといいですよ。余震の音が気にならな く快眠できます。」
寄せられた声を受け、富澤さんは「耳せん、酔い止め、メガネや化粧品、大きい下着、子供達に絵を描かせるなど、『なるほどなぁ！』と思う経験談が多数あり、こういう物が支援物資に入れられたり、防寒やケータイの電波の話なども避難している皆さんに届いてくれたら、と思います。」と投稿。
続けて、自身のブログのコメント欄に「避難生活の助けになるかもしれないコメントがあるので見て頂けたらと思います。」と、綴ると「負けないで！」と、呼びかけています。
【担当：芸能情報ステーション】
