松本の活動休止は8日に発表されたが、さんまは「吉本から連絡あって“先に知らせときますけど”って岡本社長から」連絡をもらっていたという。
「松本が決めたことらしい」と活動休止に言及し、「あいつ子供できて、子供のためっていうのがかなり大きいような気がする。自分の芸能生活どうのこうの、番組に迷惑かけるけれども、家族のためにっていう感じがものすごい…間違ってるかも分からんけど、分かる。子供のため」と家族のために裁判で決着をつけようとしているのではないかと松本の心中を推察。
自身は長女のIMALUが生まれてから「世間が全部敵になってもIMALUだけ味方してくれたら、もうそれでええと思う。子供ができてからそう思うようになった。それから楽なんですけど」という心境になったという。IMALUが中学生の頃にさんまは事実と違う記事を週刊誌に書かれたことがあったが、「世間が敵になっても家族3人が味方してくれたら、もうそれでいいか」と思ったといい、「だから俺は“子供のために”と思うわ」と話した。
そして「迷惑かけたって思ってる、誘った中堅(芸人)、ものすごい皆反省というか、落ち込んでかなり悩んでるみたいなんで。そいつらの方も会社でケアしてあげてほしい」と松本を“誘った”芸人たちを気遣っていた。
松本に関しては、昨年12月27日発売の「週刊文春」が15年に一般女性への性加害疑惑を報じ、同日に吉本興業が事実無根であると報道を否定。法的措置を検討するなどとしていた。今月8日には吉本興業が、松本が当面の間活動を休止すると発表。吉本は「松本から、さまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申し入れがあった」と説明した。
「週刊文春」に対する名誉毀損(きそん)訴訟は個人で提起する方針で、関係者は「打ち合わせをするなど、訴訟に向けて準備を進めているようです」と話している。