歌舞伎俳優松本幸四郎(51)が11日、フジテレビ系特番「ドリフに大挑戦!ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP」(午後7時)に出演。ザ・ドリフターズ加藤茶(80)とコントに挑戦した。
2人は00年に雑誌で対談し、24年越しに今回のコント共演が実現した。加藤が「幸四郎さんとやるのが夢で、それがかなって興奮してます」と話すと、幸四郎は「僕が言うことなんですけど」と恐縮。子供の頃は「8時だョ!全員集合」の内容を逐一手帳にメモするほどの番組ファンで、「最終回があった時に『全員集合』特集をやってる新聞や雑誌を切り抜いて、自分で小冊子を作りました」と笑顔で語った。
コントでは自身が歌舞伎俳優にふんし、新人黒子役の加藤がボケ続けた。加藤を突き飛ばすシーンもあり「張り倒しましたからね」と苦笑い。加藤は「松本幸四郎になってから、まさかドリフでコントやるとは思わなかったと思う」と巡り合わせに笑いつつ、コント中の幸四郎について「自分のやるところはきちんと自分のペースでやってて、コントになったらガラッと変わる。その辺のうまさってありますよね」と語った。
コントの終わりには金だらいの洗礼も。幸四郎が「こんな経験はそうそうない。全部詰め込んで。ありがたいです」とうれしそうにすると、加藤は金だらいが幸四郎のリクエストだったことを明かし「僕の方からは恐れ多くて言えないじゃないですか、我慢してたんです。自分の方から『やりたい』って言ってくれて」と感謝していた。