
1996年、東京・杉並区に生まれた斉藤家の1人娘・なつ美さん。両親は細身でなつ美さんも幼少期は太っていなかった。
その訳はジム大好きなストイックな母が間食に厳しかったからで、食卓も和食中心だった。そんななつ美さんが出合ったのが、小5の塾の帰りの時に友達が買っていたコンビニエンスストアのフライドチキン。それ以来チキンが忘れられず、我慢できなくなったなつ美ちゃんはこっそり買い食い。
中学生になると体重60kg台に。さらに、祖母の家で人生初のカップうどんと出合い衝撃を受ける。しかし母に出汁の匂いが気付かれそうになり、それならばと今度はお湯を入れて5分後にお湯を捨て、麺だけの状態で粉末スープとごま油を入れた「カップ油うどん」を食べていた。
これを機に彼女のオリジナルメニューはバリエーション豊富に。インスタントのポタージュに冷凍庫にストックされたご飯をチンし、そこにとろけるチーズをとかして仕上げに粉チーズを入れる「チーズポタージュリゾット」を編み出し、高校生では体重78kgに。
なつ美さんは大学卒業後化粧品会社の製造工場に勤務、仕事から帰ってくるのは夜11時前。その帰り道は夜12時まで食べまくっていた。そんな中世の中はコロナ禍に。自宅待機が続き韓国フードのASMR動画にハマり、チーズまみれの爆食生活に。
午後2時に起床すると動画を見ながらトッポギ2人前にチーズをふりかけて爆食いし、夕方5時、遅めの昼ごはんは、韓国のインスタントプルダック麺2袋に3種のチーズと粉チーズを入れ、最後に牛乳を入れた「チーズ・オン・チーズプルダック麺」。夕食は丼を3杯食べ、締めのアイスを完食。

そんな生活が1年続き体重はついに93kgに。そして母が何気なく撮った写真に「これが私?」と衝撃を受けることに。

そして、運命を変える動画がオススメで流れてきた。それはなかやまきんに君の「世界で一番楽な筋トレ」というもの。もしかしたらと思いやってみるが思うように体が動かない。「世界で一番楽な筋トレ」すらできないと知ったなつ美さんはダイエットを決意。
朝食はプロテインとブロッコリー1個、鳥の胸肉と玄米。ひたすらなかやまきんに君の動画を見て宅トレをする日々。その結果、93kgあった体重は約2年で48kgに!


そんななつ美さんにとってなかやまきんに君は「神みたいな存在です。もちろん感謝を伝えたいです」とのこと。

